アメリカ(特にコロラド)生活

2014年2月からアメリカで働き始めました。アメリカ生活に関する情報や、趣味であるトレイルランニング(特にコロラド州)について書いてます。

カテゴリ: アメリカ手続き

いろいろ書類を出して、グリーンカード取得権利が認められた後の話。

権利が認められた手紙が届いた後(A)、数週間後に指紋採取のお知らせの手紙が来る。
指定日に指紋採取をしにいく。
(A)のあと2-3か月くらいしたらEADカードが届く。このカード上には場合によっては指紋情報もすでに印刷されている。
原則的にはグリーンカードを実際にゲットするまではアメリカ入国は認められていない。が、実際のところはEADカードさえあれば入国可能となる。

以下、EADカードによる入国。
日本の空港でチェックインの時にパスポートとEADカード見せる。
アメリカ着いたら、入国管理ゲートでパスポートとEADカード見せる。通常通り指紋など採取して、無事入国かと思ったら、ゲート通過後(この時点ではパスポートにはハンコ押されていない)、オフィス(Secondaryって書いてるとこ)に行けと指示される。そこで適当にどこ行ってた、何日くらい、会社どこ、何やってるのなど聞かれて答えると、パスポートに入国のハンコを押してもらえる。あとはゲートの後のゲートを通過して無事入国。

グリーンカードの許可後、自分のカードがいつ頃届くか(厳密には自分のバックグラウンドチェックがいつ頃行われるか)をチェックできるサイトがこちら

バックグラウンドチェックが行われたあと、USCISから手紙が届いて、追加書類を要求された。
配偶者用に除籍抄本を出せと書いてあったけど、googleによると除籍抄本は戸籍に誰かいる限り発行できないので、配偶者の家族側の戸籍抄本を発行した。それにより、過去の結婚、離婚の証明ができる。追加健康診断を要求された。これはトランプ政権の影響?か知らんけど、追加ワクチンと、追加感染症検査。

以下タイムライン。
2016年秋?:書類提出
2016年12月:outstanding researcherの資格が認められる。
2017年2月:いろいろ書類出す。これによりバックグラウンドチェックの列に並び始める。
この後と、次のステップの間に、EADカード取得や延長の手続きしたりした。
2018年8月末:追加書類を要求される。やっとバックグラウンドチェックの順番が回ってきたということ。
2018年10月初め:追加書類受理される。バックグラウンドチェック引っかかった人用の列にでも並べ始めたということ。
2019年1月末:無事グリーンカードが家に届いた!

日本の免許を失効せずたまに帰国した際に更新したい場合。
まあ失効しても、外国の免許を持っていれば割と簡単に新しい日本の免許を発行してくれるっぽいのでわざわざ更新しなくてもいいかもしれない。。。

で、更新したい場合、基本は持ってる免許の住所の免許センターに行く。ただし、ほんとうに記載住所のところに行かないといけないかは知らない。
で、有効期間前更新をしたいという。
必要なものはパスポート(厳密には生年月日と漢字表記がある正式な証明書?)のみ。
視力検査などをしたあと、証明写真をとってもらって、講習後に即日で新しい免許をもらえる。

うっかり、外国に日本の免許を忘れてきた場合は、紛失したことにして、有効期間前更新と、紛失したことを伝えれば、基本的には上と同じ過程を踏んで、新しいのを発行してくれる。
ただし紛失した場合は、理由は知らないけど、自分で撮った証明写真(3cm×2.4cm)が1枚必要になる。

免許関連のことについては何はともあれDLO (Driver's license office)に行く。
この記事では新規免許取得ではなく免許更新について。
必要だったものは、
  • 引っ越す前の州の免許
  • 現住所を証明する書類2通(電気、ガスやアパートの契約書類など)
  • I-94(オンラインで入手可能)
  • VISAのついたパスポート
  • 引っ越した州で働いていることの証明書(自分の場合は会社のある州と実際に働く州が違ったので)
身長や体重、髪、目の色が聞かれる。免許は後日郵送でとりあえず免許番号を示した紙をもらえる。照明写真はその場で撮ってくれる。 現金で料金を支払う方がお得。


免許の有効期間は3年。更新はすごく簡単だった。オフィスに行って、複数の質問(ここのP28的なこと)(他州の免許持ってるかとか、ドナー提供とか)に答え、視力検査して、写真撮ってもらって完了。

ふと、アメリカ固定資産税について気になったので調べてみた。
アメリカではあらゆる物件に関する情報を公式のページで調べることができた。
例えばBoulder近辺の物件について調べたい場合はBoulder Property taxで例えばググるとBoulder countyの固定資産税に関するページに行ける。その後、それっぽいところをたどっていくと物件検索のページにたどり着く。そこで、住所や所有者の名前を入れたりすると固定資産税が分かる。


その年の1月から12月までに関する税金に関する計算。納めすぎていると返ってくるし、足りていないと追加徴収される。まだ自分でやったことなく、2回ともH&R Blockにお願いした。特にアポを取らず、店舗に出向き、税金のことなんですけどというと、時間が空いていればすぐ面倒をみてくれるし、忙しいならその時に次回のアポをとることになる。基本的にはIRS(国税局みたいなもの)に提出するものと、州に提出するもの、2つについて税金処理を行う必要がある。時期的には3月から4月中旬までに提出する必要がある。

<1年目>
日本からの収入とアメリカ国内の収入が入り混じりややこしかったのでH&R Blockにお願いした。$300くらいだった。その後税金計算ミスが発覚し、IRSから追加支払いを求められるも、計算間違いによるものなので本来は払わなくてもよいもののはずで、H&R Blockに相談して再度書類作ってもらったりして、約半年かけて無事払わずによいとなった。H&R Blockの追加相談は無料だった。税金は20万くらい追加支払いした。

<2年目>
税金計算ソフトを使って自力で挑戦した。結果一応何かしら計算されたが少し不安だったので、結局H&R Blockに頼んだ。結果見積もられた額は自力で計算した額と同じだったので、少しばかり理解が深まった。 税金は数万くらい返ってきた。

<?年目>
税金計算ソフトを使った。tax refund software bestでググって、人気の高かったTurbo taxを使った。アマゾンでDelux + Stateを40ドルくらいでダウンロード購入。基本的に準備する書類は職場からもらうW2、あと健康保険系の書類(1099など)。ソフトを立ち上げて、まずはfederalからスタート。W2に書いてある雇用主番号などを入れると、自動的にファイルを読み込んでくれた。雇用主がめちゃくちゃ小さい会社でない限り、読み込んでくれるみたい。この段階で収入と支払った税金を元に基本的なfederal用の計算が終わる。そこから税金控除に該当する項目を入力していく。自分の場合だと健康保険系と車の登録費用。車の登録費用は入力したものの特にrefundの計算結果は変わらなかった。他にも募金したとか、家持ってるとかそういう項目があった。ここまででとりあえずはfederalの計算終了。健康保険単独の項目もあったけどそこには税金控除入力した段階で自動的に入力されてた気がする。他にも何かあったけどあまり関係なさそう。
次にstate用だけど、これは特に控除を申請するようなものはなく、主に収入と払った税金で計算されてるだけのようだと思う。
ここまで終わると次にこのソフトが自動的に提出すべき書類を作ってくれているので(1040)それをオンラインでfederalとstateに提出して完了。
追加支払いや還元の方法は銀行振り込みや小切手などを指定できる。

アメリカでメガネを購入する手順。

メガネ屋に行っても、基本的には眼科からの処方箋がないと売ってくれないので、まずは
(1)眼科に行って視力検査をして処方箋をもらう。自分はVSPという目の保険の会社に入っているので10ドルでいけるかと思ったけど、その保険を使うには眼科の医者の診察が必要で、その場合だと最短でも2週間後くらいのアポになると言われた。。。がその保険を使わず、医者ではなく、看護師による視力検査だったら45ドルで即可能と言われたのでそちらを選んだ。で、視力検査してその場で処方箋ゲット。

(2)処方箋を持ってメガネ屋に行って、フレームを選んで、レンズのオプションをテキトーに選んでお金払う。自分の場合合計300ドルくらい。でレンズ完成まで10日くらい待つ。

(3)メガネ完成の連絡が来たらメガネ屋に取りに行く。無事自分の目に合えばそれめでたく終了。ただ、処方箋通りにしたのに合わない場合は再び(1)に戻る…。さすがに(1)に戻った時の処方箋代は無料だった。メガネ屋は60日以内ならレンズ交換してくれるっぽい。

日本のように不動産会社が一括でいろいろな物件を管理しているわけではないので、興味を持ったアパートに自分で訪問する。アパートはインターネットで"apartment colorado"で検索すると代表的なアパート一覧サイトがヒットするのでそれでレビュー、価格を事前にチェック。その後の流れは
  1. アパートに出向く。部屋さがしをしていると伝えると、いつ入居したいか、どういう間取りの部屋が希望かを聞かれ、それに合ったものを紹介してくれる。その後実際に空部屋があれば見せてくれるし、なくてもモデルルームを見せてくれる。またアパートの施設(オフィススペース、フィットネス、プール、テニスコート)なども見せてくれる。
  2. 引っ越すアパートを決める。場合によってはここでApplication feeが取られる。これは部屋キープ料みたいなもの。
  3. 書類を用意する。契約書。年収を示す書類。電気、ガス、保険などを入居日開始で契約したことを示す書類。これができればめでたく鍵をゲット。
アパートの契約の際に必要なお金はApplication fee, デポジット(退去の際に返ってくる)、1ヶ月分の家賃など。

仮に契約期間内に引っ越したくなった場合には2か月分の家賃あるいは次住む人を見つけてこいと言われるので注意。

Social security number.

アメリカで働く場合に必ず取得する必要がある。取得方法は実に簡単でSocial security officeに必要書類を持っていけばいいだけ。そしてなんと手数料は無料。
必要なものは(E2VISAの場合)
  • I-94(オンラインで入手可能)
  • パスポート with VISA
  • 申請書(オンラインでダウンロード可能)
軽くインタビューされて終了。後1週間くらいで自宅に郵送されてくる。

駐在妻で自分は働いていない場合、上記のものに加え結婚証明書が必要となる。結婚証明書は領事館で入手可能。
 

<州内>
  • 免許の住所登録変更もしたほうがよい。有料道路を通った時は家に請求が来たりするので、住所変更していないと古い住所に届いてしまう可能性がある。 
  • 郵便局(USPS)に転送届を出す。確か1年間くらい転送してくれる。それ以降は一切転送してくれない。
  • 電気、ガス、水道、インターネット、銀行などに連絡。運営会社はだいたい同じ

<州外>
基本的には州内の時と同じ。違う点は
  • 領事館に連絡
  • アメリカは州ごとの免許証なので更新する必要がある。 

アメリカでは自分で大きいトラックを借りて(特別な免許必要なし)引越しをすることが多い。

VISA要注意事項。自分のVISA(E2)の場合、VISAの期限内でも2年に1回(あるいはパスポートの有効期限まで)は海外に行ってパスポートに入国管理のスタンプを押してもらわないといけない。じゃないと違法労働者になり大変なことになります。スタンプに書かれた日付はI-94でも確認できる。

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